レメディを飲み始めて、いろんな変化や症状を体験する人も多いはず。それがどのような意味を示すものなのか、ここに説明しています。これからホメオパシーのコンサルテーションを受ける人も、現在体験中の人も、これらのサインの意味を知っておくと便利でしょう。
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上記の質問は、ホメオパシーを初めて体験する方によく聞かれる質問。 Angelica Lemkeさんというアメリカのホメオパスが、"Healing Complex Children with Homeopathy" という本の中で、 「レメディが効いているってどうやってわかるの?」 と題して、とてもわかりやすく箇条書きにして説明していました。 この治癒に向かう際の説明は、ホメオパシーだけでなく、多くの代替療法やヒーリングでも該当する内容です。 ここに私の説明も加えて以下に記しますので、ヒーリングなどのセラピーを受けている方、ホメオパシーのレメディを服用中の方、「今後セラピーを受けてみようかな」とお考えの方、どうぞご参考ください。 1.症状がゆっくりと穏やかに減ってくる 人はどうしても「治ってきた症状」より「現在ある症状」に注目をしがち。コンサルテーションをしていても、「よくなりません」と言われることもありますが、よくよく話を聞いてみると、症状の頻度が減っていたというのはよくあること。メインの症状にあまり改善が見られない場合も、メインではない他の症状から減ってきたりしていることも。 客観的に症状をチェックしてみましょう。 2. 解毒の反応の一環として、発疹や便が臭くなったりする ホメオパシーを始めたばかりの場合、レメディを飲み始めて発疹が出ると「副作用だ!」と諦めてしまうこともたまにあります。また、発疹が一時的に悪化することもありますが、これは体が要らないものを排出して、きれいにしようとしている証拠。便が臭くなるのも同じこと。デトックスが中から起こっている証拠です。前向きなサインとして、解毒を促進できるような食生活や生活習慣を心がけましょう。 「デトックスの鉄則」と題して、効率よく解毒を促す秘訣についてブログにも書いています。 よかったら下記のボタンからどうぞご参考ください。
3.免疫機能の反応として、発熱が起こる 解熱剤や抗生物質など、薬を使って症状を抑え込み続けてきた場合、体の免疫力は落ち、バイキンが侵入してきても、体が上手に戦えない状態になっています。レメディを飲んで、熱が出てきたということは、体が本来の力を使って、バイキンと戦っている証拠。この時に、薬を使わないで、ホメオパシーのレメディを上手に使って解熱できると、体もバイキンとの戦い方を学び、免疫力が強くなっていきます。 熱が続く時にはホメオパスに相談を、また熱が長引く場合は、念のため医師にチェックしてもらってください。 4.眠気が増し、睡眠の増加が必要になる これも、体が本来の力を取り戻そうとしているしるし。眠ることで充電し、また、眠っている間に、体の各所を休めて回復しようとしている証拠です。 5.鮮明で、重要と感じるような夢、または過去の記憶を夢に見る 夢は潜在意識と強く繋がっていると言われています。体を癒していくプロセスで、何かを伝えようとし「気づき」を促していることも。 朝起きた時に、夢を忘れないうちに書き留め、夢から送られてくるメッセージを掴み取る習慣を作りましょう。 6.過去の子供の頃の言葉を振り返るような言葉を思い出す 子供の頃に傷ついたこと、未解決だった感情が、突然ふっと湧き出てくることがあります。この時には、言葉をしっかり受け止めて、その時に感じた感情を思い出して、解決するようにしましょう。 7.レメディを飲んだ後、元気が出てくる レメディを飲んだ後、ストレートに活力を感じたり、元気を取り戻す人もいます。 8.泣いたり、怒ったりといった感情表現が噴出する、または嬉しさが増す レメディが作用して、押さえ込んでいた感情が湧き出てくることがあります。また、感謝の気持ちが表れて、嬉しくなることもあるでしょう。感情は抑え込まずに素直に表現しましょう。もし内気なのであれば、ジャーナルに書き留めたり、紙に書いて燃やすことで気持ちを発散するのもいいでしょう。 9.過去の問題や記憶が蘇ってくる。古いトラウマの癒しが見られる レメディを飲むにつれて、過去の記憶が蘇ってくることがあります。嫌な思い出の場合、一時的に不快に感じるかもしれませんが、これも古いトラウマの癒しのプロセスの一つです。向き合って、その時の感情を素直に受け止め、その場で解決していくことを繰り返していきましょう。 このプロセスを継続することで、過去の記憶に留まらず、前向きに人生を進めて行けるようになっていきます(過去の未解決の感情を、解消していくプロセスです)。 10.目を合わせて意思の疎通ができるようになり、会話に入ったり、自信が出てくる(特にお子さんの場合) 特にお子さんで、発達遅延などが見られるケースでは、表情や行動に変化が出てきます。 親御さんの観察力が鍵になりますので、症状の変化を書き留めておきましょう。 11.時間が経つにつれ、一皮ずつ剥くように、症状や感情の状態に変化が現れる。問題の部分が一つずつ解決していく状態が続く 玉ねぎの皮を剥くように、時を遡って、最近の問題から古い問題へと解決していく状態が続きます。治癒の過程は、囚われた感情を解決して、生まれてきたときの「本来の自分」に戻っていくプロセスです。 ホメオパシーのレメディを体験したことがある方、これらの内容、身に覚えはあったでしょうか? ホメオパシーを初めて使う場合、どんな反応が出てくるのか不安なところ。 でも上記のように、全ての反応が、治っていく上で必要なプロセスであることがわかります。 レメディによって体の本来の感覚が呼び覚まされ、治癒に向けて進んでいくプロセスでは、薬などで抑え込んで、そのプロセスを邪魔したくないもの。
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また、お家でホメオパシーをホームケアで使いこなす場合にも、これらを知っておくと便利でしょう。 Hiroko Homeopathyにおいても、オンラインホメオパシー講座で、セルフケアにおけるレメディの使い方を発信しています。
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Hiroko