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ホメオパシーのコンサルテーションってどんな感じ?

ホメオパシーのコンサルテーションを初めて受ける時には、どんな感じなのか?どんなことを聞かれるのか?気になることも多いでしょう。

このブログでは、ホメオパシーのコンサルテーションについて、また、ホメオパスと共に一緒に取り組んでいく上で、知っておくと、有用なことをここに説明します。


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ホメオパシーのコンサルテーションを受けて、ホメオパスに診てもらうと決めた時、初回のコンサルテーションで、またその後で、どんな事が起こるのか、知っておくと安心という方も多いのではないでしょうか?


このブログでは、「コンサルテーション中に一般的に聞かれること」「コンサルテーション後に何が起こるのか?」について、ここに説明いたします。


このブログが少しでも「こんな感じなんだ」と、参考になれば幸いです。



#1 - ホメオパスとの共同作業


医師にかかる時、どんな症状があるのかを説明し、医師は診断し、診断名をつけて、最後に、必要であれば、薬を処方します。


ホメオパシーも似たような過程で、ホメオパスは症状を聞き出して、レメディを処方します。

しかし、ホメオパスは診断名をつけませんし、医師から受けた診断名は、ほんの一部の情報でしかありません。ホメオパスは、クライアントさんが経験している症状を細かく聞いて、その経験している状態からレメディを処方します。


ホメオパスは、クライアントさんが選んだ道に敬意を払い、決めたことに対して、レメディを使ってサポートします。


「クライアントさんの健康は、クライアントさん自身に責任がある」と考えるからです。


ホメオパスとクライアントさんで、クライアントさんの望むゴールに向かって、チームとなって、一緒に働くと考えてください。



#2 - コンサルテーションではどんなことを聞かれますか?



ホメオパシーのコンサルテーションでは、ホメオパスは、さまざまな角度からクライアントさんについて質問をします。現在悩まされている症状だけでなく、病歴、薬歴、家族歴、感情について、生活習慣、食習慣、家族や友人との人間関係なども聞きます。


「現在呈している症状の特徴」はもちろん、


「出産時、生まれた時の状態はどうだったのか?」

「お母さんのお腹の中にいたときはどんな状況だったのか?」

「ご先祖さまはどんな病気を患っていたのか?」

「家族的に癌の多い家系なのか?」

「アレルギー性疾患の多い家系なのか?」

「家族との関係」

「食習慣」

「生活習慣」

「ストレスの度合い」

「感情の起伏の度合い」

「今までの病歴」

「服用している薬やサプリメント」

「人生の中であったトラウマについて」


などを聞き出していきます。


これらの情報は、クライアントさんを人全体として理解する上で、とても有用であり、またその人に合った、特化したレメディを選ぶ時にも、大事な情報となります。


初回のコンサルテーションでは、その人個人に合った、導入となるレメディを処方され、6−8週間後にホメオパスと2回目のコンサルテーションを行います。


2回目のコンサルテーションでは、コンサルテーション後、レメディ服用後、どんな症状が変化し、どの症状が変わっていないか見出し、さらに深いレベルで癒しを行うために、どの方向に向かうべきか、決定します。


慢性で症状が長引いている場合、また何度も繰り返して起こっている症状の場合は、最低でも4−5ヶ月、またはそれ以上深く癒しを行うことを一緒に決めて、継続することもあるでしょう。その期間は、クライアントさんの望むゴールによって変わって行きます。そして、症状が起こった根本の原因を見つけ、探し当てることを進めて行きます。



#3 - ホメオパシーのコンサルテーションを行う目的は何ですか?



コンサルテーションを行う目的は、クライアントさんを1人の人として理解するため。前述したように、いろんな角度からの質問を受けるでしょう。


自分でセルフケアとして、また急性症状におけるホメオパシーのレメディを使う時とは、全く違う方法を使います。ホメオパシーにはさまざまな処方の方法があります。


自分を心底、深い部分で理解をするために、客観的に自分を見るのは難しいことです。


自分では気が付かないことでも、人に言われて気づくこともあるでしょう。ホメオパスがホメオパスに診てもらっているのもこれが理由にあります。


身体的、感情的、精神的な健康状態を熟知することは、最適な処方方法を見つけるのにも大きな助けになります。


急性症状と慢性症状の違いにおいては、こちらのブログをご参考ください(日本語バージョンをご覧ください)






#4 - コンサルテーション後には何が起こりますか?


ホメオパスは、知り得た情報から処方を決定します。処方は、どのレメディを、どのくらいの頻度で、どのくらいの期間服用するか、細かな指示を受けるでしょう。


ホメオパスのアドバイスのもとに、次のコンサルテーションの予約を決定します。ホメオパスは、次のコンサルテーションで、症状を確認後、レメディは続けるべきか、中止するべきか、決定します。


ホメオパシーは、「玉ねぎの皮を剥くようなもの」と表現されます。レメディが一つ皮を剥き切った時には、次には新しいレメディが、次の新しい皮を剥くのに必要となるでしょう。


ホメオパスに次のセッションで会うまでに、クライアントさんの仕事は、健康的な生活を送り、自分の症状を客観的に観察することです。

もし、レメディを飲んでいる時に、感情の変化に気がついたら、それを書き記しておいて、次のセッションの時にホメオパスに伝えましょう。


私はクライアントさんにジャーナルをつけるようにお勧めしています。変わった夢を見たり、自分の感情のパターンに気がついたりしたら、書き留めておいて、ホメオパスに伝えてください。


「ジャーナルをつけよう」というタイトルで、ブログも書いています。ジャーナルを書くコツについて記しているのでよかったら、下のボタンから、日本語バーションのブログをご覧ください。





次のコンサルテーションまでの間の6−8週間は、長く感じる人もいるでしょう。私もコンサルテーションから、数週間したときに、「メールで近況を教えてください」とお願いします。その時に頂いた状況は、きちんと記録に残しておきます。


その情報によっては、途中でレメディを中止することもあれば、持っているレメディを飲んでもらうこともあるでしょう。

レメディの変更が必要な場合は、予定を繰り上げてコンサルテーションを行うこともあります。


そして次のコンサルテーションで、感じたこと、気になったことをホメオパスに伝えてください。


もし、レメディが効いているかどうか知りたい時には、「レメディが効いているってどうやってわかるの?」のブログもご参考ください。下記のボタンから、日本語バージョンをご覧ください。





#5 - なぜレメディが処方されたのか、その理由を教えてくれますか?


それぞれのホメオパスでは、これについては答えが違うでしょう。私の場合をここに書きます。


私は、それぞれのレメディに対して処方した詳しい理由はお話ししません。

レメディの名前を伝えることはありますが、処方した時点では理由を言わないことがほとんどです。


それには正当な理由があります。私はレメディは、偏見なく素直な気持ちで、ありのままを受け入れて飲んでもらう方が、効果があると信じています(ペットや赤ちゃんにレメディが良く効くのは、ありのままを受け入れ、素直であることも理由にあると信じています)。


もし予測を設定してしまうと、レメディがそれ以上に働くかもしれない可能性を、阻むことにもなりますし、本来のエネルギーと外れて働き、レメディ本来の純粋なエネルギーを体験できないことも考えられます。


その上、ホメオパスとクライアントは、何を一番に焦点において、癒しを行うか話し合いをコンサルテーションで済ませています。私は「どの状態に焦点を当てて処方して欲しいですか?」と、毎回クライアントさんに質問し、同じ方向に向けて、一緒に働くかの確認をしています。


未だに多くのホメオパスが、飲んでいるレメディの名前を教えないことも、それなりに理由があるのです。


私のホメオパスは、私が何を飲んでいるのか、全く教えません。しかし、もし私がレメディの名前を知ってしまったら、無意識のうちに、「こんなふうに働くかも?」と期待をしてしまうこともありますし、その制限をかけた考えが、純粋にレメディが働いている反応を、見逃すことになるかもしれないからです。


私自身も、時々経験することですが、初回のコンサルテーションの処方時に、クライアントさんに、レメディの名前を教えました。

2回目のコンサルテーションの時には、マテリアメディカを調べたのか、ネットで検索したのか、自分が学んだ内容を話し始めて、レメディを飲んで体験した内容は聞き出すことが難しかったことがありました。

クライアントさんのホメオパシーに対する情熱は素敵ですが、私としては、純粋に体験したことを知ることが、レメディ選びにつながり、それがクライアントさんの癒しを進める上で、有利になる仕事。この時の処方を決めるのが難しかったのを覚えています。


私がレメディを選んだ詳細な解釈を言わないのは、ちゃんと理由があって、クライアントさんにとって、レメディが純粋に、最大限に働くようにするためです。


もし処方について質問がある場合は、次回のコンサルテーションの最後にお話しします。



最後に・・・


このブログの説明が、コンサルテーション中、またはその後に何が起こるのか、より理解できたと思います。ホメオパシーを体験したことがない上に、また初めて会うホメオパスとの、初めてのコンサルテーションは、心配な人もいるでしょう。


私はホメオパシーのコンサルテーションはホメオパスとクライアントさんのチームワークであると信じています。コミュニケーションはとても重要で、その積み重ねによってお互いの信頼を気づいていけるものだと信じています。


ホメオパシーのコンサルテーションが、どんなものか何となくわかっていただけたでしょうか?もし私と一緒に、癒やしに向けて、共同作業を行ってみたい方、15分無料コンサルテーション、またはその他のコンサルテーションを下のボタンからご予約ください。




Love and gratitude

Hiroko


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