体調の不調を感じた時、また定期的に検査を受けることも、健康を維持するために、必要となることもあるでしょう。
MRIスキャン、放射線、超音波など、検査における体へのインパクトは思ったよりも大きいもので、人によっては体調に影響することもあります。
今回のブログでは、検査において、有用なレメディについてご紹介します。
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#1 - X線とCATスキャン
X 線と CT (コンピューター断層撮影) スキャンはどちらも、電離放射線を使用して身体の内部構造を観察する画像技術です。ただし、テクノロジー、イメージング機能、および用途の点で大きく異なります。
X線:
仕組み:
放射線: X 線は電磁放射線の一種です。 X 線撮影中、これらの線は体内を通過し、さまざまな組織によってさまざまな程度で吸収されます。
画像形成: 骨などの密度の高い物質はより多くの X 線を吸収し、画像上では白く表示されますが、筋肉や臓器などの柔らかい組織はより少ない X 線を吸収し、より暗く表示されます。
利点:
迅速かつシンプル: この手順は迅速で非侵襲的であり、広く利用可能です。
低コスト: X 線は、他の画像技術と比較して一般的に安価です。
考慮事項:
放射線被ばく: 被ばく量は一般に低いですが、繰り返し X 線を照射すると、時間の経過とともにがんのリスクが増加する可能性があります。
詳細が限られている: X 線は、特に軟組織の場合、他の画像技術ほど詳細ではありません。
CTスキャン (CATスキャン):
仕組み:
放射線: CT スキャンでは、X 線とコンピューター処理を組み合わせて身体の断面画像を作成します。
画像形成: 患者はリング状のスキャナーをスライドするテーブルの上に横たわります。スキャナーが体の周りを回転し、さまざまな角度から複数の X 線画像を撮影します。これらの画像はコンピューターによって編集され、内部構造の詳細な断面図、場合によっては 3D 画像が作成されます。
利点:
高詳細: 特に軟部組織に対して、標準 X 線よりも詳細な画像を提供します。
高速: スキャンは迅速で、多くの場合、数分しかかかりません。
考慮事項:
より高い放射線被ばく量: CT スキャンには標準の X 線よりも多くの放射線が含まれるため、通常、CT スキャンの使用は詳細なイメージングが必要な場合に限定されます。
造影剤: 画像を強調するために造影剤が使用されることがありますが、これにより患者によってはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
#2 - MRI スキャン
MRI (磁気共鳴画像) スキャンは、体内の器官や組織の詳細な画像を作成するために使用される医療画像技術です。電離放射線を使用する X 線や CT スキャンとは異なり、MRI は強力な磁石と電波を使用して画像を生成します。
MRIの仕組み:
磁気: この機械は強力な磁場を使用して、体内の水素原子の陽子を揃えます。
電波: 次に、電波が体内に送信され、これらの陽子の配列が乱されます。
信号検出: 電波がオフになると陽子は再配列され、その際に陽子は信号を発し、それが MRI 装置によって検出されます。
画像作成: これらの信号はコンピューターによって処理され、身体の内部構造の詳細な画像が作成されます。
MRIの用途:
脳と脊椎: 腫瘍、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症を検出します。
関節と筋肉: 靱帯や腱などの軟組織の損傷を評価します。
腹部および骨盤:肝臓、腎臓、生殖器などの臓器を検査します。
心臓:心臓の構造と機能を視覚化します。
利点:
放射線なし: X 線や CT スキャンとは異なり、MRI は患者を電離放射線にさらしません。
詳細な画像: MRI は、特に軟組織の非常に詳細な画像を提供します。
考慮事項:
閉所恐怖症: MRI 装置の狭い空間に不快感を感じる人もいるかもしれません。
金属インプラント: 特定の金属インプラント (ペースメーカーなど) を装着している患者は、磁場の影響で MRI 検査を受けられない場合があります。
騒音: 機械の騒音が大きくなる可能性があるため、多くの場合、耳の保護具が提供されます。
#3 - 超音波検査
超音波検査 (超音波検査法とも呼ばれます) は、高周波音波を使用して体内の構造の画像を生成する医療画像技術です。 X 線や CT スキャンとは異なり、超音波は電離放射線を使用しないため、妊婦などの特定の人々にとってはより安全な選択肢となります。
超音波検査の仕組み:
音波: 超音波装置は、小型の携帯用デバイスであるトランスデューサーを通じて高周波音波を放射します。
エコー: これらの音波は体内を伝わる際、組織、器官、体液で反射します。組織が異なれば、音波の反射の仕方も異なります。
画像形成: トランスデューサーはこれらのエコーを捕捉してコンピューターに送信し、コンピューターが処理してモニター上にリアルタイム画像を作成します。これらの画像には、心臓の鼓動や血管内の血流などの動きが表示されます。
利点:
放射線不使用: 音波を使用するため、電離放射線への曝露がなく、特に妊婦にとってより安全です。
リアルタイム イメージング: 血流、胎児の動き、心臓機能の観察に役立つダイナミック イメージングが可能です。
非侵襲的: この手順は通常痛みがなく、切開や注射を必要としません。
持ち運び可能でアクセスしやすい: 超音波検査装置は比較的持ち運び可能で、病院と診療所の両方で広く利用可能です。
考慮事項:
画像品質: 超音波画像は、特に深層構造の場合、CT または MRI スキャンからの画像ほど詳細ではありません。
オペレーターのスキル: 画像の品質は、超音波検査を実行する技術者のスキルに大きく依存します。
ガスと骨による制限: 超音波は骨やガスで満たされた構造を十分に透過できないため、肺や骨の画像化にはあまり効果がありません。
#3 - 医療検査前の不安、心配性
検査の前は心配で不安になることや、不安から落ち着きを失ったり、眠れなくなったりすることもあるでしょう。
そんな時に使えるレメディを以下にご紹介します。
Aconite(アコナイト)
不安からパニックになりそうになったり、ちょっとしたことで驚くような時に
Arg nit(アージ・ニット)
不安で心配ばかりして、落ち着きがなくなる。不安からお腹が緩くなったり、ガスが増えるときに。
Arsenicum Album(アーセニカム・アルバム)
落ち着きがなく不安で、些細なことに気難しくなったり、神経質になるときに
Coffea Cruda(コフィア・クルーダ)
不安から色々考えすぎて眠れないときに
Kali Phos(カリ・フォス)
特に考えすぎて、手術前にすでに疲れてしまっているときに。
心配で不安な時に使えるフラワーエッセンスもこちらに紹介しておきます。
Crowea (Bush Flower Essences):クロウエア
心配性がひどい人に使えるエッセンス。心配やストレスからお腹の調子が悪くなる人にも使えます。
Emergency Essence (Bush Flower Essence):エマージェンシーエッセンス
コンビネーションのエッセンスで、不安や心配がひどい時に。試験の前や仕事のプレゼンの前、また突然のショックにも使うことができます。
Rescue Remedy or Five Flower Essence (Bach Flower Essence):レスキューレメディ
上記のEmergency Flower Essenceの、Bach Flower バージョン。これもBach Flowerのコンビネーションからできており、使い方も同じで、不安や心配がひどい時に。試験の前や仕事のプレゼンの前、また突然のショックにも使うことができます。
不安や心配性に使うレメディについて知りたい方は、こちらのブログをご参考ください。
#5 - 医療検査の時に使うレメディ
Arnica(アーニカ)
怪我やあざ、怪我からのショックによく使うレメディですが、体に対するインパクトが強い時に使うレメディ。検査による体へのインパクトは強いもの。Arnicaは検査の時のインパクトにも有効です。
Bellis Perennis(ベリス・ペレニス)
柔らかい組織や結合組織に対するインパクトが強い時に。例えば、乳房のマンモグラフィーは、乳房という柔らかい組織の検査です。ダメージの修復に良いレメディ
Ledum(リダム)
穿刺した時の痛みやダメージに。注射の針を刺した後の痛みがひどかったり、回復がイマイチな時に
Magnetis Poli Ambo(マグネティス・ポリ・アンボ)
磁石から作られたレメディ。磁気による体のダメージを回復に向けて助けます。
MRI Scan(MRIスキャン)
MRIスキャンから作ったレメディ。電磁波を利用した検査による体のダメージを回復に向けて助けます。
Radium Bromatum(ラジウム・ブロマータム)
放射線のレメディ。放射線を使う、X線が関わる検査や、CTスキャン後のダメージからの回復を助けます。
Ultrasound(ウルトラサウンド)
超音波から作ったレメディ。超音波検査による体のダメージを回復に向けて助けます。
Xray(エックスレイ)
その名の通り、X線から作られたレメディ。X線を使うさまざまな検査による体のダメージを回復に向けて助けます。
医療検査後に使う時には、30cまたは 200cを検査後、1日3回を2−3日程度が一般的ですが、人それぞれ検査後の反応も違うことから、体のエネルギー状態、体の声を聞いて、投与期間は調整してください。
Gadolinium Met(ガドリニウム・メタリカム)
このレメディは、CT スキャンにガドリニウム含有造影剤が使用される場合に、造影剤注射の影響を軽減するのに役立ちます。一般的には、30cを週2回を6週間、検査後に使うといいでしょう。
最後に...
検査の前は結果がどうなるか、心配なこともありますが、レメディを使ってうまく乗り切ってください。
上記に検査による一般的な投与法をご紹介しましたが、服用するポテンシーは、その人の持つエネルギーによっても左右されます。
ホメオパシーにおけるポテンシーと投与量の選択方法を知りたい場合は、ここをクリックしてください。
手術後に使うレメディにおいてもブログを書いています。こちらもどうぞご参考ください。
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Hiroko